「でざボキャ Design Vocabulary Database」の構成

「でざボキャ Design Vocabulary Database」の考え方は、
クリストファー・アレグザンダーの「パタン・ランゲージ」に基づいています。

パタン・ランゲージ―環境設計の手引

パタン・ランゲージ―環境設計の手引

「パタン・ランゲージ」は、都市・建築・プロダクトデザインを結ぶ環境設計の手引きです。パタンと呼ばれる情報の単位で表現され、上下関係や横の繋がりを持つネットワーク構造となっているため、容易に関連情報を見つけだすことが可能なデータ構造となっています。また、種々のデザインに関し、デザインの置かれた状況(コンテクスト)を特定し、問題にされている事柄を明確化し、その問題に対して解答を示すことによって、デザインの問題構造を理解しやすくしています。このように基本的な問題から詳細な問題まで試行錯誤しながらパタンをたどって行けば、全体の問題構造をつながり(シークエンス)として捉えることができるようになっています。

「でざボキャ Design Vocabulary Database」では、
「データベース」が「コミュニケーションツール」になることを目指しています。


インターネットのリンク機能に加え、トラックバック機能を用いることで、現在進行形の情報からデータベースが「つながり」と共に構築できるのではないかという予感がしています。