サン! ハイ! |。・ω・)ノ  (・∀・(・∀・(・∀・*)ー♪


 「夏が来〜ればおもい出す〜 はるかな尾瀬、遠いそら〜♪」


 ママさんコーラスやってた うちのかあちゃんが、台所でよく歌ってたな。

 だから、この曲聴くと、腹へるんですよ。反射的に。

 (・・てなわけで、とりあえずせんべいをほおばってみる。)



 そうそう、尾瀬が山開きしたそうです。


 小学校ってカテゴリーしか知らない 「ナマイキな小僧」 のころ、

 「木の道」をテクテクと歩いたことがあります。


 そのとき、尾瀬の荒削りな自然を前にして、小僧のおいらは



  なんか「ぐっ」ときました。 「ぐっ」と。



 「木の道」 がシンプルなデザインなもんで

 いろいろと感じたのかもしれませんね。


 人間が入ってはいけない  「結界」 とか

 どこまでも続く  「人生」 とか

 木という素材でしか成立しない  「調和」 とか

 (・・・ますます生意気だな。こんなこと考えてる小僧は。)



 調べてみると、こんなことがわかりました。

   高原の盆地という特殊な地理条件のため、他地域の植物があまり入り込まず、

   氷河期時代に生育していた植物がそのまま現在も自生している。

 これが尾瀬の希少価値であり、魅力なのです。


 その魅力を伝えるための



  「必要最小限の舞台装置」



 それがこの「木の道」なんじゃないですかね。勝手な意見ですが。



 もしもこれが、ドロシーちゃんが 「かかし」 たちと歩いた

 「黄色いレンガの道」 だったら、(←オズの魔法使いね。)

 風景 ぶち壊しだろうし、


 かといって、ただ切り開いただけの

 「けもの道」 を多くの人が歩いたら、

 自然 ぶち壊しだろうし、


 木という素材が 絶妙なバランスをとってるのでは?

 と深読みしてみた次第です。


 雪が深いんで、すぐ木がくさっちゃうらしいですが、

 何とか残していきたいものです。

 世の 「ナマイキな小僧」 が  「ぐっ」 とくるためにも。