THE 有頂天ホテル
ひさびさに、素直に笑えた作品。
キャストの立ち位置とか、プロップの使い方とか随所に見所があった。芸が細かい。
大学の時の感覚から、どーしてもプロップが気になることが多いのだけど、
この映画はそのプロップがうまい具合に超個性的なキャストを紡いでいくような役割を果たしていた。
これまでの作品にも登場したキャストが多く、
前の役のイメージが残ることは予想されたが、
あえて自分の作品のパロディーまで踏み込んでしまうことで、
「ホテル」という不特定多数を許容する舞台装置に、
いきいきとした雰囲気が生まれていたのかもしれない。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2006/08/11
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