下流社会

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

いろいろと話題になっている本ですね。

続編も出た模様。


この本を読んで感じたのは、

「たぶん言いたいことが先にあって、データをつけたんだろう」

ってことですね。そうでなくてもそう見えてしまう。


筆者の実感として「下流社会」てのがあって、

テーマがあまりにも大きいから、サンプルデータがついて行ってない。

くどいようですが、そうでなくてもそう見えてしまう。

まあ、新書なんでそういうモンかなとも思いますが。


結論の部分や、東京の地理まで持ち出したあたりは

「ふむふむ、なるほどねえ」と思うので、

この本では表現し切れてないバックボーンがいろいろあると信じて、

この「時代のとらえ方」をしばらく持っておこうと思います。