代官山 猿楽祭

今日は代官山をぷらぷら。猿楽祭 代官山フェスティバルへ。

和と洋、それぞれのイベントが開催されていました。


まずは洋の市。
レ・コントアール・ド・ラ・トゥールダルジャン出店ブースのシャンパンを片手に、デンマークスタイルのホットドッグとデニッシュ。

お次はワールドフードマーケットでタイのグリーンカレーとマレーシアのカレー。

何となく、麻布十番祭りを上品にした感じですかね。


お次は和の市。

妻有トリエンナーレとの関係で、越後妻有から野菜や地酒がやってきてます。

妻有トリエンナーレには、2003年と2006年に見に行きました。
 2006年の旅の記録はコチラ。

そういえば、このブログを書き始めて最初のページが、妻有トリエンナーレ2003のこの作品でした。

 空に浮かぶ詩
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何となく思い出に浸りながらぶらぶらと歩いて、ART FRONT GALLERY に立ち寄りました。リンク先を探していて気づいたのですが、ギャラリーの会社案内がこの最初のブログの作品でした。イリヤ/エミリア・カバコフ「棚田」というらしいです。なかなか面白い偶然ですね。
ギャラリーの方が親切で、お茶をいただきながら、今提案を求められているプロジェクトについて、事例などのお話を伺うことができました。ありがとうございました。ぶらっと入ってみるモンですね。


次に、前から気になっていた商業施設の「sarugaku」へ。
中庭を介して上へ下へ立体的につながります。視線がとなりのお店にも抜けていて、あまり建て詰まり感がありませんでした。

代官山の店舗は低層で、透き通ったファサード、重厚なファサード、隠れ家的な動線とファサードなど、巡る楽しさがそれぞれの「店構え」と「路地」によって生まれていますね。そんな代官山で、この建築は代官山らしさを感じる「立体的な路地」を生み出しています。多くの場所で受け継がれるビルディングタイプではない気もしますが、この建築は代官山にあり続けて欲しい気がしました。