2006-01-01から1年間の記事一覧

アジアンタムブルー

アジアンタムブルー (角川文庫)作者: 大崎善生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/06/25メディア: 文庫 クリック: 22回この商品を含むブログ (112件) を見る前作「パイロットフィッシュ」では 生まれ持っている雰囲気として、 やさしさが表現されていた…

パイロットフィッシュ

パイロットフィッシュ (角川文庫)作者: 大崎善生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/03/25メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 53回この商品を含むブログ (199件) を見る 「人は、巡りあった人と二度と別れることはできない。」 ここ最近で出会った言葉の…

声に出して読みたい日本語

声に出して読みたい日本語作者: 斎藤孝出版社/メーカー: 草思社発売日: 2001/09/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (99件) を見る声に出して読みたい日本語 2作者: 齋藤孝出版社/メーカー: 草思社発売日: 2002/07/30メディア:…

家族狩り

幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉 (新潮文庫)作者: 天童荒太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/01メディア: 文庫 クリック: 81回この商品を含むブログ (72件) を見る遭難者の夢―家族狩り〈第2部〉 (新潮文庫)作者: 天童荒太出版社/メーカー: 新潮…

錯乱のニューヨーク

錯乱のニューヨーク (ちくま学芸文庫)作者: レムコールハース,Rem Koolhaas,鈴木圭介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/12メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 113回この商品を含むブログ (63件) を見るニューヨーク好きの方、必見です。 都市の生活に慣…

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~作者: リリー・フランキー出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2005/06/28メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 360回この商品を含むブログ (1452件) を見る昔を思い出すリズム。 だんだん今に近づくにつれて、だらだ…

東京見おさめレクイエム

東京散歩好きにはおいしい一品。 文学好きにもコクのある一品。 横尾忠則が、かつての東京を通して今の東京を見る。 挿絵入りのエッセイです。 慣れ親しんだ物語や風景に、新たな発見があるかも。 東京見おさめレクイエム作者: 横尾忠則出版社/メーカー: 朝…

デザイナーズチェアー

共同購入でお買い物。昨日到着。 さて、どれがなんだかわっかるかなー? 思い出深いのはリートフェルトのやつ。 大学の課題で図面引いて、模型作って、色つけて、 なかなか楽しかった。

一握の砂・悲しき玩具 ― 石川啄木歌集

前向きになれないときに 気分を落として落ち着かせるのにおススメの一品。 寝つつ読む 本の重さに つかれたる 手を休めては 物を思へり そんな読み進め方もわりとよい。 一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫)作者: 石川啄木,金田一京助出版社/メー…

THE 有頂天ホテル

ひさびさに、素直に笑えた作品。 キャストの立ち位置とか、プロップの使い方とか随所に見所があった。芸が細かい。 大学の時の感覚から、どーしてもプロップが気になることが多いのだけど、 この映画はそのプロップがうまい具合に超個性的なキャストを紡いで…

博士の愛した数式

設定はかなり突拍子もないし、 「数式?そんなの話の流れに何の関係が・・」 とおもっていたが、お見事っ。 数学を媒体とした不思議なコミュニケーションのとり方ではあるが、 その背後にある尊敬の念やいたわりの心が、柔らかな心理描写から伝わってくる。 …

中吊り小説

電車の中でよむと、臨場感たっぷり。 中吊り広告に連載されていた短編集です。 わずかな時間でも、ふっと物語の中へいけます。 おススメは普通の主婦がヒーローに変身する物語。中吊り小説 (新潮文庫)作者: 吉本ばなな,阿刀田高,椎名誠,村松友視,高橋源一郎…

見るだけでも面白い本。 マンガのようにスッと入り込めるけど 読んでいくウチにその洞察力と表現力の虜になります。直筆の文章からもなんか人格がにじみ出てくる感じ。 覗けそうで覗けない世界を通じて、日本の歴史や文化を知ることのできる、いい本です。 …

らもさん風に言うと 「痛い本」 でも、一人の天才の等身大の苦悩が書かれていてなんだかほろっとしてしまう反面、起きてしまったことをそのまま受け止めて前に進もうとする生き様がすさまじい。 みんな、そのすさまじさから目が離せないのかもしれない。 顔…

前に、 「おれ、今ルームシェアして男二人で住んでんだよね。リビング共用で。 たまにお互いの友達とかが来たりしておもろいよ。」 って、いったら 「なんかNANAみたいだね。それ。」 といわれて、ずっと気になってました。 「NANA?矢沢あい?ご近所物語の…

東京が好きになれる一品。 英語と日本語の対訳になってて、内容が微妙に違うあたりも読んでて面白いところ。 東京タワーや寺社仏閣だけが東京の名所じゃないぞ、と胸を張って自慢できるかも。 ちなみに、「ツリボリ三軒茶屋」のページに乗ってるおやじは、常…

この本を読んで気づいたこと。 「日記というメディアは、残酷なまでにストレートな心理描写をしてしまう。」 最後のほうは、人に読まれることを意識しているようだが、最初の頃は素直な少女の胸のうちが書いてある。まるで、目の前に亜也ちゃんがいるかのと…

正月早々、何となく読んでみた。 新聞で、最近の学生が歴史観が無く、嫌いな国として「1位 中国 2位 韓国」をあげているという事実を読んで、何となく気になった。 断片的だった、それぞれの国の現代史が、ぼんやりとつながってきた感じがする。 近代まで…