Tokyo Metabolism 2010 / 50 Years After 1960

10+1 No.50 特集=Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960

10+1 No.50 特集=Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960

10+1も50号を迎えて最終巻となりました。

今回は、丹下健三「東京計画1960」を掘り下げています。

最近の超高層建築の流れや都市の密度について

グラフィックを駆使して分析している点が刺激を受けますね。


「東京計画1960」は東京湾にグリッドの巨大構造物がデザインされた

デザイン好きに訴えかける表現だったので、知っている人も多いと思います。


この本では「分析結果の見える化」に力を入れていて、

具体的なデザインには踏み込んでいません。


なんとなく、最近の都市デザインの方向が

具体的なデザインではなく、プロセスや評価軸のデザインに

移行しすぎている気がしてきました。