琳派と民藝

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2008年 11月号 [雑誌]

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2008年 11月号 [雑誌]

日本の美術史を知る上でなかなかよい特集です。

琳派の特徴である金箔の活用や大胆な構図は、クリムトウォーホールにも影響を与えたとか。確かに、昔ウチの壁にかかっていたクリムトの絵の色彩を、どこかなつかしく感じた記憶があります。民藝の世界観もなかなかよいですね。ふすま絵や茶器など生活との関係で醸成されてきたデザインの質は、宗教画などの圧倒的な美の雰囲気とは違った空気感をまとっていて、ぼーっと眺める楽しみがあります。


大琳派展

日本民藝館