博士の愛した数式
設定はかなり突拍子もないし、
「数式?そんなの話の流れに何の関係が・・」
とおもっていたが、お見事っ。
数学を媒体とした不思議なコミュニケーションのとり方ではあるが、
その背後にある尊敬の念やいたわりの心が、柔らかな心理描写から伝わってくる。
数学と文学の 「CHEMISTRY」 が心地よい作品。

- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/26
- メディア: 文庫
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「数式?そんなの話の流れに何の関係が・・」
とおもっていたが、お見事っ。
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その背後にある尊敬の念やいたわりの心が、柔らかな心理描写から伝わってくる。
数学と文学の 「CHEMISTRY」 が心地よい作品。